7/29/2011

毎日が生まれたて!宇宙船長



「どこにもない、どこにでもある」
そんな名前の宇宙船の話をご存じですか?

その宇宙船は、草花のエネルギーを燃料に、
好奇心という名の羅針盤を携えて、
果てしない宇宙を旅しています。

宇宙船の中には、「時間」というものがありません。
























過去も未来もすべて、いまという至福の時間につながり、
見るもの聞くもの触れるものすべて、
いつでも「初めまして」なのです。

宇宙船の船長の仕事は・・・
幸せでいることとでも言いましょうか。
お母さんでありながら、生まれたての赤ちゃんのように、
好奇心にかられるままに、見たいものを見て、行きたいところに行き、
稲穂とたわむれたり、居眠りしたり、プールで泳いだりしながら、
家族と共に愛にあふれて暮らしています。

そんな船長の姿を見て、
私も宇宙船に乗せて、というお母さんたちがいます。

本当は、「どこにもない、どこにでもある号」に乗せていいのは
自分と家族だけなのですが・・(笑)
船長は、おいでおいでと宇宙船の中にいれます。

平凡な毎日に退屈していたお母さんたちは、
どんな冒険が始まるだろうかと、
乗った人はみな、ドキドキしています。

船長がにっこり微笑んで燃料タンクに花のエネルギーを注ぎ・・、

さあ、出発・・・

と思いきや、宇宙船は、
いつまでたっても動こうとする気配がありません。






おかしいな・・と船長を見ると、
居眠りしながら、笑っているではありませんか。

そんな船長を前に、
怒って出て行ってしまうお母さんもいますが、

そこに何かがあるのではと、
じいっと心に意識を向けると

花のつぼみが開く音くらいに、
小さな小さな声が聞こえてきます。

・・・・

他人の運転する宇宙船に乗っても、
目の前に宇宙は広がらない。

動くのは自分、宇宙はいつでも、
あなたの心の中に広がっている。

・・・
その声を聞いて、はっと顔をあげたお母さんの心に、
船長がひゅいっと矢を放ちます。

すると、お母さんたちはみな
偽りの人生から解放され、

気づくと、宇宙船、「自分号」の運転免許を手にしているのでした。

宇宙船「自分号」の免許には、こんなことが書いてあります。

自分で宇宙の果てまで行ける運転手になるための心得。
心の根っこを広げて宇宙のつながりを信じていればいいんだよ。

・自分以外のものになろうとするべからず。
・いつでも生まれたてのような気持ちで、はじめましての心でいるべし。
・自分をとりまくすべてに意味がある、感謝していまを生きるべし。

・・・・
船長から免許を受け取って、
愛そのものの自分を取り戻すお母さんたちは、

やがて家族を乗せた自分の宇宙を冒険するようになるのです。

目覚めたお母さんたちの冒険話はどこ吹く風で、
船長はいまごろ、燃料のお花のにおいにうっとりして、
居眠りしているところかもしれませんけどね。

毎日が生まれたて!宇宙船長
勝然貴美江さん、それがあなたです。

201171日 
一人ひとりの、大いなる宇宙のつながりに感謝して  冨永のむ子


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