11/08/2009

光を指し示す銀の羅針盤

芸術をつかさどる女神が天空から地上に降り立ち、
羅針盤に姿を変えたことをご存知ですか。

その羅針盤は輝く銀色で、

生き生きとした頬の色のような、
うっすらとした紅色の大理石の文字盤と、
天空の夕映えを思わせる柔らか茜色の房飾りが、
かつて女神であったことを思い起こさせてくれます。

羅針盤の針が指し示すもの、
それは光です。

何気なく握り締めて初めて、
光の存在を知るものがいます。

また、
ある者は、見失った光を求めて、
ある者は、光のありかを確かめるために、
ある者は、光の存在を知るために、

羅針盤を懐に旅をします。

どんな人のもとでも、動じることはなく、
それぞれの人生の光、幸福という名の光のありかへと、
羅針盤はいざなっていくのです。

ごくまれに、未熟な子供の手に渡り、
くるくると振り回されることもあり・・・、

羅針盤にとって、それはちょっとした事件ではありますが、

そんな時でも、勝利の美酒に酔ったマタドールのように、
しばしの円舞を楽んだのち、また静かに光ある場所を指し示し、
自らもまた銀色の光を放ち続けます。

女神の生まれかわりである、輝く銀の羅針盤、
FTさん、それはあなたです。

(40代 学校経営者 女性)

11/04/2009

人の心に寄り添い歌う金の竪琴

フランスの教会にあるその竪琴は樫の木でできていて、
大天使ガブリエルの彫刻が施されています。

竪琴の弦は、天使の輪のような細い金色。

うっそうと茂る森の中では、
かすかな木漏れ日を大切に集めて、

潮風が心地よい海辺では、
プリズムのように反射して、

金色の穂が揺れる麦畑では、
あたりの金色と溶け合いながら、

金色の弦が、きらきらと光を放つのです。

悩める人々はその竪琴を持って旅をします。

寂しさを紛らわせるために、
天からの祝福を確かめるために、
ふるえるほど昂ぶった怒りを静めるために、

人生の行く末を問うために・・・、

誰にも打ち明けることのできなかった胸のうちを、
こっそり打ちあけるかのように

それぞれがそれぞれの想いをこめて、
竪琴を奏でながら旅をします。

想いの全てが音にのり空に放たれ、静かに消えていくと同時に、
人々はみな、本来の輝きを取り戻し、
「そろそろ、自分のあるべき場所にかえらなくては」と、
満足げな笑顔を残し旅を終えるのです。

時に嵐のように、時に夕凪のように、
奏でる人の心に寄り添って歌う金の竪琴。
●●さん、それはあなたです。

(40代 サロンオーナーの女性)

全てを受け容れ育み育まれる大地~冨永のむ子のクレド


















パーソナルクレド®が誕生する以前、
自分の原点を言葉にしたものがこちらです。

これがいわばパーソナルクレド®の原点でもあります。

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私は、否定を恐れない。

照れを隠そうとごまかない。
雑音に魂を奪われない。

腹を立てたっていい、涙にくれたっていい。

火山は噴火し、大地を創る。

降り注ぐ激しい雨は、新しい命を育む。
戦に敗れた獣の屍は、いつしか命の源となり、土へと還る。

薄暗い孤独の部屋は、
太陽の明るさを、
人の温かさを教えてくれる。


嵐の過ぎ去った海には、光る水平線が輝く。

私は、風のそよぎの快さも知っている。
輝く光のまぶしさも知っている。

そして、雨の冷たさも、照りつける日差しの厳しさも、

そしてそれら全てが、命を育むことを、ちゃんと知っている。

生きとし生けるもの全てが、存在意義を持つ大切な命。

この世に無駄なものなんて、ただの一つもないんだ。

だから私は、目を見開いて生きていく。

全てを受け入れ、育む大地のように、
起きていること全てが大切な明日の糧となるように。

あらゆる方との出会いを、魅力あるご縁に変えて、
そして、生きる意味を見出す、ささやかなる手助けができますように。

それが、自然界の一員として生まれた、私の責任。


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私の人生のミッション

自分を信じて前に進むことを願う人と共にあり、

自分らしく豊かな花を咲かせるお手伝いをする。

冨永のむ子

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主語は私自身で、自分の想いを書いているので、

表現形式において、

現在みなさまにおつくりしているパーソナルクレド®ちょっと異なっています。

自分が物語れる塾、では、参加者の方お一人お一人に、
こちらのクレドを完成させていただきます。

私の原点を呼び覚ますきっかけになった、全てのできごとに、
そして偉大なる大地に感謝いたします。