ダビデの星と呼ばれるずっと以前から、
六芒星は奇跡をおこし続けて今に至ります
遡ること紀元前、創造主「 I Will Be 」の命を受け、
海を割き、アブラハムの息子たちをシナイ山へと導いたのも、
西の果てピレネー山脈の麓にて、聖母マリアの御許において、
少女ベルナデッタに癒しの泉を掘らせたのも、
ケルト人が移り住んだ小さな西の島国へ、
神の愛を広める遣いをよこしたのも、
魏志の時代、極東の島国で、
未来を司るに性の壁なきようにと、女帝に国を治めさせたのも、
かの星が導き出した奇跡。
生まれながらに奇跡を呼び起こす運命を背負った星。
そんな六芒星が、いよいよ総仕上げにかからんと、
悠久の時を経て、
再び極東の島に舞い降りてきたことをご存じですか?
六芒星が、地面に降りたその瞬間、
賢者が続々と星のもとへ集ってきました。
その掌(たなごころ)で天の恵みの味わいを伝える天女。
思いを風にのせ未来を形作る歴史を生む男。
病を持つ者たちを、全身全霊において癒す者。
もう二度と人々が争うことの無きようにと、
新たなる十戒を石板に刻む使命を持った神の遣い。
そして星の言葉を届ける大天使・・・。
彼らはいずれも、未来を輝かせる鍵を握る賢者たち。
存在そのものが素晴らしい賢者たちを前に、
六芒星は、静かに彼らの話しに耳を傾けておりましたが、
少しずつ自らのお役目を思い出していくと、
静かにひそやかにまたたき始めました。
オーロラの吐息を思わせる、淡い淡いピンクやオレンジの優しい光、
六芒星が放つそれは、生まれたばかりの宇宙の祈りのように、
清らかですがすがしく、そして優しい。
愛と意志の中に、あらゆる命が息づいていることを教えてくれる光。
潔く、力強く、そして温かな、奇跡そのもののような光。
そう、賢者たちはその光を待っていたのです。
六芒星から受け取った輝きを互いに跳ね返しながら、
いつしか賢者たちは手と手をとりあい輪となりました。
星を中心にできた光の輪は、
周りの人々を包みこみながら大きくなって、
世界中の人々の意志と愛が、混じり合い溶け合い・・・、
やがて透明に輝く光へと昇華していくでしょう。
透明な輝きに満ちた未来は、すぐそこです。
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賢者とともに世界を透明な光で満たす六芒星
松前 兼一さん、それがあなたです。
2011年2月9日 奇跡の光を受け透明にならんとするさなかに 冨永のむ子