1/31/2011

叡智を授かる旅へといざなう羽ペン。

本日アップするパーソナルクレドの持ち主は、
マーケティング会社にお勤めの39歳の女性です。

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黄金の国ジパングに恋い焦がれ、
辿りつくことがかなわずに逝ったマルコポーロの魂が、
700年の時を経て、
念願のジパングへ流れ着き、
羽ペンに姿を変えました。
エメラルドグリーンと
黒檀のような黒が混じり合った羽に、
ロイヤルブルーのインクが美しく映えるそのペンは、

太古の風に乗ってやってきて、
こんなメッセージを発します。

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大海原、大平原、そして大空・・、

それぞれに生を受けた、
ありとあらゆる存在は、

それぞれに、その全てが正しく素晴らしい。
互いが互いを知らずとも、

理解しがたくとも、

眼を閉ざさない、

耳をふさがない、

そして拒絶しない。
この世はわからないことだらけ、
だからこそ素晴らしい。

まだ見ぬ宝物を見つけに、
心躍る旅へ出かけよう!

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探求の旅に生きたマルコポーロの、
魂が宿った羽ペンは、

出会う人々の好奇心を刺激し、
未知の世界への旅へ誘い、

ペンを手に旅に出た人はみな、
辿りついた場所で、
新たな叡智を手にすることとなります。

太古の昔、
マルコポーロの探求の旅が、
大航海時代への礎となったように、

羽ペンがいざなう叡智を求める旅は、

人の好奇心を刺激し、

人種や民族を超え、互いの違いを悟り、

偏見を捨て去り、
互いに慈しみあう世界を作り続けるでしょう。


人の好奇心・探究心を満たし、

叡智を与える旅へといざなう羽ペン。

T.Wさん、それがあなたです。

2011年1月21日 人類の叡智と多様性に感謝して 冨永のむ子

1/06/2011

2011年のパーソナルクレド












その兎は、なぜかやたらに飛び跳ねてしまうのでした。

行き先がわからず、

やみくもに進む自分に焦っていたのでしょうか?

周りの動物たちの走る姿と違うのが、

不安だったのでしょうか?

「時間が無い!」と、

ただただ、地団太を踏んでみたり、

「人参は足りなくなったりしないだろうか?」と、

意味もなく畑のまわりをうろうろしたり、

不安をかき消すつもりで、

ぴょんぴょん跳ねまわったり・・

いつもいつも飛び跳ねているけれど、

一向に楽しくありませんでした。

そんな兎を見て、月がいいました。

「そんなに跳ねなくても、

私の光はあなたにちゃんと届くわよ」

太陽が言いました。

「私の温かさを感じてほしいのに、

そんなに跳ねてちゃ暑くてバターになっちまうよ」

雨雲がいいました、

「天からの恵みの雨を、蹴散らしてしまうじゃないか」

風が言いました。

「君の跳ねる音はすごいけど、

ボクのそよぎと歌にも、たまには耳を傾けてもらえないだろうか」

最後に、虹が言いました。

「大地に足をつけて、ゆっくり息を吸って、

のんびり空をながめてご覧なさい」

・・・

はっと我に返った兎は、石に腰かけて、

ゆっくり息を吸って、

ただただ、七色の光を感じてみることにしました。

不安と焦りの虫がすうっと、

光の彼方に消えていき、

温かい力が、体の中を流れていくような気がしました。

そんな兎の頭上を越して、ドラゴンが先を行きました。

蛇・馬・羊がその後を続きました。

猿も鳥も犬も、兎を追い越して行きました。

なぜか、兎はあわてませんでした。

どのくらい時間が経ったでしょうか。

猪が行き過ぎ、ネズミが駆け抜けて、

牛の地響きが遠のき、虎が走り去った土煙りが消えた頃、

兎はようやく、立ち上がり・・・

しっかりと地面を蹴って、大きく跳躍しながら、

目の前に広がる道をまっすぐに進んでいきました。

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明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。