8/20/2010

花園に夢をもたらす花

本日アップするのは、読売新聞オンラインの中の、

女性向けサイト「大手小町」の、


稲沢裕子編集長です。


編集長の自分スタイル発見プログラムを、

大手小町にて連載中ですので、

こちらとあわせてご覧ください。


大手小町 【自分スタイルで輝く】


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花園に夢をもたらす花


 何の不自由もないけれど、

家族の愛に飢え

満たされない気持ちを抱えていた少女メアリーが、

荒れ放題の花園に

再び命をもたらした物語をご存じですか?

 鍵をかけられ忘れ去られた

「秘密の花園」の復活は、

遠い遠い西の果て、小さな島国の、

ムーア(荒野)の果てで起きた奇跡の物語。

「生きているということ、それだけでも奇跡。

感謝して誠実に生きなさい」

「自らの人生に夢を吹き込むのは、他ならぬ自分」

「愛と思いやりが命を輝かせる」

「平和は自らが輝く場所に訪れる」


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瀕死の花園からメッセージを受けとり、

花園を救うことで自らの花を開花させたメアリー。

その魂が、たんぽぽの綿毛のように、

ふわり、ふわり、ふわり・・・


風に乗って海を渡り、東の島国へ降り立った瞬間、

新しい花園の物語が生まれました。


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 その花園の花たちは、

光をあびてきらきらと笑っています。


クリームイエローのやわらかな陽ざしを

たっぷり浴びて、

空にむかって大きく腕を伸ばしています。


小鳥のさえずりや風のざわめきが耳に心地よく、


生きる喜び、家族への愛、そして希望と思いやり、


そんなものたちを糧に花たちは輝き、


そこはとても平和で豊かな時間が流れます。


たくさんの種が、

それぞれの想いを抱えて花園にやってきます。

どうやって花を咲かせたらいいのかわからない種。


いる場所にあわせて、

本来と違う花を咲かせようとしてしまった種。


そもそも自らが何の花なのかわからない種。


本当に咲きたい場所がわからずさまよう種。


太陽を浴びることをしようとしなかった種。


花は控えめだけれど、

果実をたわわに実らせたい種・・・。


花たちの想いはそれぞれですが、


花園が授けるのは、決まって同じメッセージ。


「愛と思いやりが、命を輝かせるのです。

 

求められていることを感じ、

自らに与えられたものに感謝して、

人生をドラマに変えなさい。


豊かな人生は、自分しだい。

咲き誇る花になる意志を持ちなさい」


メッセージを受け取ることができた種は、

閉じこもっていた殻を破り、


のびのびと体を広げ、

生きることそのものを楽しみ始め、


やがて自分らしい花を咲かせます。


薔薇は薔薇、ひまわりはひまわり、


キンポウゲはキンポウゲ、


どんな花かは、選べないけれど、


花以外にはなれないけれど、


花として生まれた自分だけの人生を、

より美しくまっとうする道を選びとってほしい。


花は、そこにいるだけで、

夢と平和をもたらす存在。


何があるかはわからないのが人生。

受け容れて前に進むと、おのずと花は開くはず。


メアリーが言いたかったのは、

実はそんなことかもしれません。


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訪れた女性たちが、


それぞれに、希望と夢を持ち自分の花を咲かせる、


大手小町という名の花園。


その夢を吹き込むための、


花園の鍵を託されたのは、


稲沢裕子さん、あなたです。


夢をもたらす花として、

誰よりも輝く花であり続けますように。


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