2/07/2011

光あふれる春を呼ぶ野うさぎ。

本日アップするパーソナルクレドは、44歳
の会社員の方の物語です。

光あふれる春を呼ぶ野うさぎ

その野うさぎと一緒にいると、
安心とともに勇気と自信がみなぎってきます。

誰もが持てる力を尽くせるようにと、
お手伝いする野うさぎ。


そのお手伝いが何より楽しくて、

野うさぎはいつもにこにこしています。

お世話上手の野うさぎと一緒なら、
厳しく長い冬も、安心して乗り越え、
春に花を咲かせる準備も万端。

野うさぎの冬ごもりは、
ムーミンママからもお墨つきです。


でも、遠い昔のことですが、そんな野うさぎにも、
冷たい冬の記憶がありました。


気立てよく忙しく立ち働く野うさぎの耳元に、
ムーミン谷のにょろにょろたちが、氷のつぶてをなげました。

「人のために何かして、それが何だっていうんだ。
正直者は損をする。お人良しは馬鹿を見る。
困った人がいたとしたって、
見てみないふりをすればいいのさ」

身も心も凍るような言葉の吹雪が吹きすさみ、
野うさぎは、一歩も進めなくなりました。



















身も心も凍りかけ、凍てつきそうになったその瞬間、

不思議な声が聞こえました。

あなたがお世話をしたいのは、あなたが笑っていたいから。
あなたのお世話を受けるのは、あなたの笑顔が見たい人。

その声ははるかかなたから聞こえるようでもあり・・、

耳元のすぐそばから聞こえるようでもあり・・・、

心の中から湧きあがっているようでもありました・・・。

ムーミンママの声だったのでしょうか?
春の陽だまりのような声でした。

野うさぎはその声に耳を傾けました。
体中の血液が、温かくまわっていくようでした。

気がつくと、にょろにょろの氷は消え果て、
どこにも見当たりませんでした。

野うさぎは、気がつきました。

みんなの準備は、自分の準備でもあること。
自分の準備は、みんなの準備でもあること。


















そう感じたとき、にょろにょろの声は、
ある意味正しくて・・・。

みんなのことばかり考えていた野うさぎ、
自分のお世話を忘れていたのでした。

人のことだけでなく、自分をいとおしみ大切にする。
そして、心から誠実に相手を想えば、

気持ちは必ず通じ合える。

・・・意味の無いものは一つもないということを教えてくれた。

遠い遠い昔の、不思議な事件でありました。

今では、温かな春そのものになった野うさぎ。

野うさぎがお世話をする人には、

温かい光で満ち溢れた、栄華の季節が訪れ、
どんな苦難にも恐れることなく、自信と勇気を持って、
誠実を武器に新しい時代を切り開く人となっていくのです。

冬を乗り越え、光あふれる春を呼ぶお手伝いをする野うさぎ。

MMさん、それがあなたです。


2011年1月25日 光あふれる春を待ちわびて 冨永のむ子 

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